小柳ルミ子、中村ゆりさん悼む 「嫁姑役で共演」オフショット添え追悼
小柳ルミ子、中村ゆりさん悼む 嫁姑役で共演の思い出

俳優の中村ゆりさんが9月1日、直腸がんのため亡くなった。44歳だった。所属事務所が14日に発表した。2025年に放送されたカンテレ・フジテレビ系『終幕のロンド―もう二度と、会えないあなたに―』で共演した俳優の小柳ルミ子(74)が自身のブログで故人との思い出を振り返り、追悼した。

所属事務所が発表 「突然余命わずかと告知を受けました」

所属事務所は公式サイトで「中村ゆりが直腸がんのため永眠いたしました。生前のご厚誼に感謝いたしますとともに謹んでお知らせ申し上げます。近親者、弊社俳優とスタッフで葬儀を済ませましたことをご報告いたします」と伝えた。

中村さんの闘病については「しかし、今年8月、復帰に向け回復に努めていた中、再び腸閉塞を起こし、突然余命わずかと告知を受けました。彼女は落ち着き、美しく優しさにあふれた笑顔を絶やさず、ご家族や近しい方々と共に最後の時を大切に過ごすことができました」と説明。「彼女の30代、40代は病とたたかい、持ち前の強い気力で乗りきることも多い日々でしたが、素敵な出会いと幸せ、充実もまたたくさんありました。これまであたたかく応援してくださったファンの皆さま、お世話になりましたスタッフ、共演者の皆様に改めて心より感謝申し上げます」と故人の功績をたたえるとともに、ファンや関係者への感謝の言葉を述べた。

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小柳ルミ子「最初で最後の共演となってしまいました」

草彅剛主演『終幕のロンド』で中村さんは、御厨(みくりや)ホールディングス次期社長・御厨利人(要潤)の妻・真琴役を演じ、小柳は利人の母・御厨富美子を演じた。同作は妻を亡くし、幼い息子を男手一つで育てるシングルファーザーで、遺品整理人の鳥飼樹(草彅)が、遺品整理会社の仲間たちと共に、ときに孤独死した人の特殊清掃や遺品整理から、依頼主と直接向き合う生前整理まで、さまざまな事情を抱えた家族に寄り添っていく、心温まるヒューマンドラマ。

小柳は「ゆりさん 悲しすぎます」と題し「中村ゆりさんの訃報を報道で知り悲しみにふけっています」と吐露。「昨年のドラマ『終幕のロンド〜もうあなたに会えない』で嫁と姑の役で共演致しました 最初で最後の共演となってしまいました」とし、撮影中の写真などオフショットを投稿。「ガラスの様に透明で風の様に爽やかで野に咲く花の様にしおらしく 健気で綺麗な女優さんでした」と振り返った。

「44歳…若過ぎます」と悲痛 ドラマ公式Xも追悼

「一度ゆりさんの体調不良で撮影が延期となったのですが今から思えばあの時も大変お辛かったのですね 健康な体であっても完走するのはとても大変なのに良く頑張りましたね」とつづった。「44歳…若過ぎます 人生まだまだこれからなのに神様は何て意地悪なんでしょう」「ゆりさん 1年前はあんなにお元気だったのに…悲しいです」「残念でなりません」と悲しみ。「『お早うございます』と爽やかな笑顔で挨拶をして下さいました ゆりさんのあの笑顔を決して忘れません 44年と言う短い人生を駆け抜けた ゆりさん」「最後のページで共演させて頂けた事心から 有難う」「真琴 安らかに」と結んだ。

ドラマの公式Xも「中村ゆりさんの突然の訃報に言葉を失っています。飾らないお人柄で、いつも笑顔で冗談を言いながら撮影現場を明るく元気にしてくださいました。 心よりご冥福をお祈り申し上げます」と追悼した。

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中村ゆりさん、2007年に映画ヒロインで女優賞 幅広く活躍

中村ゆりさんは1982年3月15日生まれ、大阪府出身。AB型。アルファエージェンシー所属。2007年、映画『パッチギ!LOVE&PEACE』のヒロインに抜擢され、『2007年度全国映連賞』で女優賞を受賞。以降、映画『天国からのラブレター』(07年)、映画『そして父になる』(13年)、ドラマ『探偵の探偵』(15年)、ドラマ『クロサギ』(22年)、ドラマ『今夜はコの字で』シリーズなどに出演。CMやPV、舞台やナレーションなども行い、幅広く活躍した。今年7月に腸閉塞を発症したと伝えられていた。