キャンピングカーでアメリカ大陸を家族横断した旅で、ハプニングが家族の絆を深めるきっかけとなった。動画クリエイターの吉田ちかさんは、夫と2人の子どもと共にアメリカを横断する旅を敢行。その中で起きたトラブルが、家族の在り方を再認識させるものとなった。
ビールが床に…娘の一言で空気が一変
旅の途中、キャンピングカー内でビールをこぼすハプニングが発生。夫婦の間で誰のせいかと責め合う雰囲気が広がった。すると、それを見ていた娘が「誰のせいでもないよ!責めちゃダメ!チームなんだから!We're a team!!」と仲裁に入った。この一言に吉田さんはハッとさせられ、「Touché(参りました)」と心の中でつぶやいたという。怒りは残っていたが、冷静さが戻り、尖っていた言葉が柔らかくなった。結局、家族全員で床を拭き、再び旅を続けた。
子どもたちの「今」への集中が教えてくれること
吉田さんは、子どもたちは過去や未来にとらわれず「今」に集中していると指摘。親が日頃口にしていることをしっかり聞いており、その言葉通りに行動できているか厳しく見ているという。子どもたちの素直で率直な指摘は、親の矛盾を突き、吉田さん自身も子どもと向き合うときは自然と素直になれると語る。「育てているつもりで育ててもらっていることが多い」と子育ての実態を振り返り、互いに育て合う関係こそが家族という「チーム」だと述べている。
グランドキャニオンで娘が漏らした「幸せ」の言葉
旅のハイライトの一つがグランドキャニオン国立公園でのバイクトレイル体験。自然の豊かさ、適度な風、壮大な景色に娘は「自然の良い匂いがする!」と叫び、さらに「I'm so happy! I don't say that often.(すごく幸せ!こんなこと滅多に言わないけど)」と語った。明るいがネガティブな言葉も多い娘が、自分の幸せを自覚して口にするのは初めてで、吉田さんは驚いたという。
キャンピングカーでの暮らしと家族の絆
キャンピングカーではダイニングテーブルを中心に生活。食事や工作、仕事もすべてそこで行い、移動中は大きな車窓から景色を楽しんだ。食事をしながら流れる景色は旅ならではの贅沢だった。この旅を通じて、完璧なプレイヤーはいないが、互いを補うチームプレイが前に進む力になると実感したという。



