八幡大空襲の記憶、空間芸術に 92歳の語りから作品化
八幡大空襲の記憶、空間芸術に 92歳の語りから作品化

1945年8月8日の八幡大空襲をテーマに、北九州市出身の美術家・春野修二さん(56)が手がけたインスタレーション(空間芸術)作品「きいろい煙が、まちを覆った」が、八幡東区の高見市民センターで展示されている。8日まで。

春野さんは、当時小学6年生だった村田幸子さん(92)による犠牲者の火葬に関する語りから構想を得た。村田さんは「夜になると、軒下から入ってきた黄色い煙が、防空カバーをつけた電灯のそばを、渦を巻きながら動いていた」と振り返ったという。

戦争の現実を伝える表現

本作では、当時の防空カバーを用いたり、煙を紙で表現したりして、戦争の現実を伝えている。春野さんは「当時の出来事を忘れないことが大事で、表現を通して継承したい」と語る。

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鑑賞者の思い

作品を鑑賞した村田さんは「81年前を思い出して切ない。若い人に戦争を体験させたくない」と話した。

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