千葉県柏市の柏神社は11日、特撮人形劇「サンダーバード」の絵柄をあしらった御朱印の頒布を始めた。SFイラストで人気を博し、同市に長く居住した画家・小松崎茂氏の作品を活用した、アート御朱印の第2弾となる。
小松崎茂氏と柏市の縁
小松崎氏は1915年2月、東京・南千住に生まれ、昭和時代に「少年マガジン」「少年サンデー」など少年誌の表紙や、戦車や戦闘機のプラモデル箱絵、近未来SFイラストで活躍した。1950年3月に当時の柏町に移り住み、2001年12月に亡くなるまで同地で暮らした。この縁から柏神社が小松崎氏側に相談を持ちかけ、今回の御朱印制作が実現した。
御朱印の種類と特徴
頒布されるのは「サンダーバード」と、オリジナル作品「宇宙コロニー2」の2種類。いずれもカード型で、特殊印刷によりマニキュアを塗ったような質感やメタリック感を表現している。価格は各1000円。さらに、オリジナル作品「地球大脱出」のポケットファイル型御朱印帳(4500円)と絵馬(800円)も用意された。
柏神社によると、第1弾として昨年8月に頒布を始めた「ベルサイユのばら」の御朱印が大人気となり、全国から郵送での申し込みが多数寄せられたことから、第2弾も展開することにしたという。
宮司の期待
柏神社の宮司、友野立さんは「小松崎氏の作品には戦争ものも多いが、神社なのでSFや近未来ものにした。『参拝帰りに食事でも』と、街の活性化につながれば」と話している。



