キャンピングカーでのアメリカ横断、始まりはハプニングの連続
登録者数約160万人のYouTubeチャンネル「バイリンガール英会話—Bilingirl Chika」で知られる吉田ちかさんは、2025年の夏、夫と2人の娘を連れてキャンピングカーでアメリカ大陸を横断するロードトリップに出かけました。その模様を綴った著書『Our US ROAD TRIP TRAVEL JOURNAL』から一部を抜粋、再編集してお届けします。
旅の序盤、ナイアガラの滝に向かう途中で早くもハプニングが発生。凸凹道を走行中、前の車が突然割り込み、夫が急ブレーキを踏んだ瞬間、冷蔵庫のロックが外れ、中身がすべて飛び出しました。足元はビールの川と化し、イライラした吉田さんは夫を責め、言い合いに発展。しかし、その後の出来事が家族の絆を深めるきっかけとなります。
「誰のせいでもないよ!」娘の言葉が救った瞬間
喧嘩が始まったその時、当時5歳の次女が「誰のせいでもないよ!」と一言。この言葉で一気に場の空気が和らぎ、家族全員で笑い合うことができたといいます。吉田さんはこの経験から、守るだけでなく「立ち上がる力」を育てることの大切さを痛感。ハプニングも含めて、かけがえのない思い出になったと振り返ります。
旅のハイライトの一つはグランドキャニオンでのサイクリング。娘たちとバイクトレイルを走り、大自然の中で家族の絆を深めました。吉田さんは「大事なのはどう立ち上がるか」というメッセージを本書に込めており、困難を乗り越える家族の姿が多くの読者の共感を呼んでいます。
5週間・1万キロの旅が教えてくれたこと
このロードトリップは5週間、総走行距離1万キロに及びました。キャンピングカーでの生活は予想以上に過酷で、狭い空間での家族の衝突も少なくありませんでした。しかし、そうした経験を通じて、お互いを思いやる気持ちや、問題解決能力が養われたと吉田さんは語っています。
本書では、旅の詳細な旅程や立ち寄ったスポットの紹介に加え、家族で乗り越えた数々のエピソードが綴られています。吉田さんは「家族の形は一つではない。ハプニングがあっても、それをどう乗り越えるかが大事」と強調しています。



