テレビ東京系『開運!なんでも鑑定団』(毎週火曜午後8時54分)の6月23日放送回に、祖父が借金の担保として預かった古文書が登場。鑑定の結果、予想を大きく上回る高額評価が下され、スタジオは驚きに包まれた。
祖父は地元の名士、借金のカタで預かった「伊勢物語の写本」
依頼人の祖父は、衆議院議員や熊野町長、全国農業会議所副会長などを歴任した地元の名士だった。その祖父が隣町の銀行を経営する旧家に資金を貸し付け、その借金の担保として預かったのが、今回のお宝「伊勢物語の写本」である。
依頼人によると、当時の借金は現在の価値で約6000万円に相当するという。そのため、この写本には相当な価値があると信じ、家宝として長年大切に保管してきた。しかし、最近「借金のカタに名品なし」という言葉が気になり始め、不安になって鑑定団に依頼したという経緯がある。
本人評価200万円に対し、鑑定結果は800万円!
依頼人の本人評価額は200万円だったが、鑑定の結果はなんと800万円。スタジオからは拍手が沸き起こった。鑑定を担当した安土堂書店代表取締役の八木正自氏は「新発見!」と興奮気味にコメント。「室町時代後期の古写本が出ましたね」と述べた。
八木氏によると、500万円の鑑定額がついた『伊勢物語』は、歌人・三条西実隆(1455〜1537)の写本を、飛鳥井雅俊(1462〜1523)が筆写したものだという。「『伊勢物語』研究において、三条西実隆の写本は最も重要とされています。これまで井伊家の彦根城博物館などに数点確認されているのみでした。今回出てきたものは由来が明確であり、大変貴重な研究資料です」と説明し、スタジオをどよめかせた。
もう一冊の『歌注』も300万円、鑑定士「伝わっていたことが奇跡的」
もう一冊の『歌注』は300万円と鑑定された。八木氏は「この2点はこれまで研究されたことがありません。非常にきれいに保存されており、現代まで伝わっていたことが奇跡的です」と語った。
番組はTVerで見逃し配信中(6月30日午後9時54分まで)。



