木村佳乃、娘の可能性を制限する母親役に葛藤「大変につらかった」と告白
木村佳乃、娘の可能性制限する母親役に葛藤「大変につらかった」

俳優の木村佳乃が9日、都内で行われた映画『汝、星のごとく』の初日舞台あいさつに登壇し、娘の可能性を制限する母親役への葛藤を明かした。

木村佳乃が語った母親役の葛藤

本作は、「第20回本屋大賞」(2023年)を受賞した凪良ゆう氏の同名小説を、横浜流星と広瀬すずのダブル主演で映画化。瀬戸内の島で出会った青埜櫂(横浜)と井上暁海(広瀬)が恋に落ち、それぞれの抱える事情や選択に翻ろうされる15年間を描く。

木村が演じるのは、暁海の母・志穂。娘に依存し、その人生に大きな影響を及ぼす役どころとなる。実生活でも2011年11月に長女、13年5月に次女が誕生し、2人の娘を持つ木村だが、「私も娘がいますけれど、娘の可能性を制限する役というのは、大変につらかったです」と撮影を振り返った。

「心を鬼にして演じていました」

「子どもには夢を持って、自由に羽ばたいていってほしいというのが私の本音」と親としての思いを明かしつつ、志穂については「そうできないくらい心の健康を損ねて、平常心をなくしてしまっている設定」と説明。「私が暁海をぐっと押さえつけないと、東京へ出ていくという選択もできたと思うので、心を鬼にして演じていました」と葛藤をにじませた。

物語終盤の撮影についても「大変でしたよね」と広瀬に呼びかけ、「志穂はそこまで思い詰めてしまった。人の心には命令できないし、感情がありますから」としみじみ。「それしかできない人だったので、非常につらいシーンでした」と、複雑な母親役に向き合った日々を語った。

舞台あいさつに登壇した顔ぶれ

舞台あいさつにはほかに、横浜流星、広瀬すず、松村北斗(SixTONES)、中村アン、石田ゆり子、藤井道人監督が登壇した。