ムクドリが地面で日光浴、口を開けて動かない姿に「心配になる」とSNSで話題
ムクドリが地面で日光浴、口を開けて動かない姿にSNSで話題

上野動物園が公式X(旧Twitter)で公開したムクドリの動画が、多くの注目を集めている。動画では、ムクドリが地面に伏せ、翼を広げたまま口を開けて全く動かない様子が映し出されており、一見するとケガをしているのか、あるいは熱中症になったのではないかと心配になるような姿だ。

「鳥あるある」の日光浴行動

しかし、この行動は鳥類にとって自然な「日光浴」であり、決して異常な状態ではない。上野動物園の飼育係によると、鳥がこうした姿勢をとるのは、ビタミンDの合成や体温調節、羽毛の消毒、寄生虫の除去など、生存に欠かせない複数の生理的意味があるという。同園は公式アカウントで「姿勢によっては『具合が悪いの?』と心配されてしまうこともありますが、鳥には当たり前…というより『欠かせない』行動です」と説明している。

SNSの反応:可愛いと心配が入り混じる

この動画に対し、SNS上では「ひゃ〜かわいい」「おくちパカーしてて可愛い」といった愛らしさを称賛する声が上がる一方、「思いの外心配になる顔してるな」「口を開ける必要があるのかい」「知らなかったら焦るわ(笑)」「これは心配レベルの日光浴…」といった、その奇妙な姿に驚きと心配を覚えるユーザーの反応も多数寄せられた。

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確かに、人間にとっては異常に見えるこの行動も、鳥類の生態を知れば安心して見守ることができる。上野動物園は「オンラインで動物観察」と題して、飼育係が撮影した動物たちの日常を定期的に発信しており、今回のムクドリの動画もその一環だ。

専門家の見解:日光浴の重要性

鳥類学者によると、日光浴は多くの鳥種で観察される行動で、特にムクドリのような群れで生活する鳥ではよく見られる。日光に含まれる紫外線は、羽毛に付着した細菌や寄生虫を死滅させる効果があり、また体内でのビタミンD生成を促進することでカルシウム代謝を助け、健康な骨格や卵殻形成に寄与する。体温調節の観点からも、日光浴は体温を上昇させて代謝を活性化する役割を果たす。

上野動物園の担当者は「来園者の皆さんにも、鳥たちのこうした自然な行動をぜひ注目してほしい。心配になるかもしれませんが、彼らにとっては大切な営みです」とコメントしている。

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