大塚明夫『攻殻機動隊』新作でマレス大佐役、バトー役から変更
大塚明夫、攻殻機動隊新作でマレス大佐役に

『攻殻機動隊』シリーズの新作テレビアニメ『攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL』の追加キャスト情報が発表され、長年バトー役を務めてきた大塚明夫が今作ではマレス大佐役を担当することが明らかになった。大塚は「原作ファンの皆様にきっと喜んでもらえると信じております。攻殻機動隊という作品を心から愛しています」と喜びを語っている。

キャスト一新、大塚明夫はマレス大佐役に

今作は大塚だけでなくキャストが一新されており、2024年に亡くなった声優・田中敦子さんが担当していた主人公・草薙素子役は坂本真綾が、荒巻大輔役は阪脩から山路和弘、バトー役は大塚明夫から安元洋貴、トグサ役は山寺宏一から中村悠一、イシカワ役は仲野裕から後藤光祐、サイトー役は大川透から奈良徹、フチコマ役(タチコマ役)は玉川紗己子から金田朋子へと変更されている。

放送された第3話「JUNK JUNGLE ii + MEGATECH MACHINE i + ii」に登場したマレス大佐を演じた大塚は、「今回の攻殻機動隊ではマレス大佐を演じました大塚明夫です。『原作のテイストそのままに』というコンセプトの元、今作は作られました。原作ファンの皆様にきっと喜んでもらえると信じております。攻殻機動隊という作品を心から愛しています」とコメント。続けて「そして今、士郎正宗先生がペンを走らせたあの世界観が現実と交わり始めました。『恐るべきは士郎正宗!』と誰もが思うところでしょう。押井守監督や神山健治監督が作り出した攻殻アニメーションの元になった士郎正宗の世界!皆さん、一緒に楽しみましょう!!!」と呼びかけた。

Pickt横長バナー — Telegram用の共同買い物リストアプリ

『攻殻機動隊』の歴史と新作の舞台

『攻殻機動隊』は、1989年に漫画家・士郎正宗が青年誌「ヤングマガジン」の増刊「ヤングマガジン海賊版」第5号から連載を開始したSF作品。電脳戦や格闘などで優れた能力を持つ全身義体(サイボーグ)の草薙素子が主人公で、彼女をリーダーとした攻性の部隊「攻殻機動隊」が、高度複雑化する凶悪犯罪に立ち向かう姿を描く。リアルで精密な描き込みとともに、サイバーパンク的な要素や哲学的なテーマを探求し、人間とテクノロジーの融合、個人のアイデンティティなどについて深く考察している。単行本は『攻殻機動隊THE GHOST IN THE SHELL』『攻殻機動隊2MANMACHINE INTERFACE』『攻殻機動隊1.5 HUMAN-ERROR PROCESSER』の3冊が講談社から刊行されている。

メディアミックス展開もされており、押井守監督によるアニメ映画『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』(1995年)をはじめ、アニメーション、ハリウッド実写映画など様々な作品群を展開し、世界中に驚きと刺激を与え続けてきた人気シリーズとなっている。

今回の新作アニメの物語は、西暦2029年、企業のネットが星を被い、電子や光が駆け巡っても国家や民族が消えてなくなる程情報化されていない近未来の日本が舞台。全身義体のサイボーグ・草薙素子は、バトーをはじめとする精鋭部隊を指揮するなかで、犯罪を未然に防ぐことを目的とした特殊部隊の設立を望んでいた。同様の部隊設立を構想していた内務省の荒巻大輔は草薙たちをスカウト。草薙たちは攻性の組織となる公安9課、“攻殻機動隊”としての活動を始める。国家間の謀略が渦巻く電脳犯罪に対峙していくなか、ある事件の捜査線上に正体不明のハッカー“人形使い”の存在が浮かび上がる。

Pickt記事後バナー — 家族イラスト付きの共同買い物リストアプリ