名古屋税関管内5県、上半期貿易黒字5.6兆円 円安で輸出入額過去最高、自動車台数減も金額増、米国産原油も最高
名古屋税関管内5県、上半期貿易黒字5.6兆円 円安で輸出入額過去最高

名古屋税関は、2026年上半期(1~6月)の貿易統計(速報)を発表した。東海3県と静岡、長野両県の輸出額は、前年同期比8.4%増の13兆4666億円、輸入額は8.7%増の7兆7779億円と、いずれも1979年以降の半期で過去最高となった。

輸出額から輸入額を差し引いた貿易収支は5兆6887億円の黒字で、上半期として最大だった。

自動車輸出は台数減も金額増

輸出の主力である自動車は、4兆5926億円で2.8%増えたが、台数は2.8%減の119万5489台だった。為替レートが1ドル=157円75銭と、前年同期より8円以上円安が進んだ影響も大きい。米国向けは、電気自動車(EV)と小型ガソリン車が増え、2.9%増の1兆5642億円だった。輸入では、原動機、半導体などの電子部品、石炭が増加した。

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6月単月も過去最高

6月分は、輸出額が前年同月比18.1%増の2兆4929億円、輸入額が30.3%増の1兆4498億円となり、いずれも単月として過去最高を更新した。自動車輸出は29%増の9552億円で、台数も7.9%増えた。

原粗油の輸入額増加、米国産原油が過去最高

原粗油の輸入額は61.2%増の1626億円だった。輸入量は16.6%減ったが、単価が93.3%上がり、1キロ・リットル当たり12万5969円だった。米国産の原油は約7倍の499億円となり、過去最高を更新した。税関は「中東情勢を受けて輸入業者が調達先を多方面に求め、米国産が増えた」と説明した。

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