京都市東山区の六道珍皇寺で7日、「六道まいり」が始まった。盆に先祖の霊を迎える行事で、参拝者は列を作り、故人を現世に呼び戻すと伝わる「迎え鐘」を打ち鳴らした。10日まで。
鳥辺野に通じる古道で先祖を迎える
寺は平安京の葬送地「鳥辺野」に至る道筋にあり、盆には先祖の霊がこの地を通って戻ると信じられてきた。参拝者は、故人の霊が宿るとされる高野槙の枝や水塔婆を境内で求め、冥界まで音が響くという鐘をついて手を合わせた。
住職の言葉
坂井田良宏住職(79)は「命をつないでくれた先祖に感謝し、自分の生き方を見つめ直す機会にしてほしい」と話した。



