フォルダブルスマートフォンが毎月のように登場していますが、その製品化に欠かせない折りたたみできるディスプレイパネルは、スマホメーカーではなく、ディスプレイメーカーが開発しています。
今回は中国のTV大手メーカー・TCLのディスプレイ開発・製造拠点であるTCL CSOT(TCL China Star Optoelectronics Technology/TCL華星光電)の工場を訪問し、同社が開発したパネルを搭載したスマートフォンを見てきました。
CSOTのディスプレイパネルを搭載したスマートフォンの展示コーナー
まずは日本でも2026年7月に発表されたMotorolaの横型折りたたみモデル「razr fold」から。Motorola初のフォルダブルモデルですが、メイン(内側)のディスプレイは8.1型で解像度は2400×1080ピクセル、1〜120Hzの可変リフレッシュレートに対応します。
自社開発の超薄型フレキシブル有機EL折りたたみディスプレイは、折り目を抑えつつ、軽量で持ちやすい設計になっているとのこと。実際にrazr foldの実機を見ていると折り目はあまり目立ちません。CSOTにとってFold型初の商用モデル向けディスプレイとしては、十分合格点が与えられる性能であるといえます。
自社開発した折りたたみディスプレイだ
外側のディスプレイは折れ曲がりませんが、こちらもCSOTの6.6型ディスプレイを採用しています。
縦折り型の「razr」も展示されていました。
【関連記事】NXTPAPER搭載で目に優しいスマホ、TCLの「NXTPAPER 70 Pro」登場 2026年モデルとして「NXTPAPER 70 Pro」が発表されました。TCLが電子ノート「Note A1 NXTPAPER」発表 120Hz駆動+1670万色表示で電子ペーパーの弱点克服 9万9800円 TCLが発表した電子ノート「Note A1 NXTPAPER」は、8基のマイクとAIによるリアルタイム文字起こし・要約機能を搭載し、会議や講義の記録を効率化できる。万年筆とボールペンの書き味を切り替え可能なT Pen Proも付属。ただしGoogle Playには非対応で、アプリはAPKでの個別導入が必要となる。
「紙のようなディスプレイ」を搭載した「TCL NXTPAPER Phone」の意外な?ターゲット TCLは、「NXTPAPERディスプレイ」を搭載したコンセプトスマートフォン「TCL NXTPAPER Phone」をCES 2023で展示しました。NXTPAPERはディスプレイは紙のようなディスプレイを目指した技術。特に目に有害なブルーライトをカットできるため目が疲れにくいという特徴があります。
表にも裏にも曲がる「360度折り曲げディスプレイ」をTCLが開発中 IFA 2022にて、TCLがスマートフォン向けの360度折り曲げ可能ディスプレイを参考出展していました。展示されていたディスプレイは実際に表示がされており、このまま筐体などを入れればスマートフォンとして動作すると思われます。TCLは縦折りスマートフォンを開発していましたが、横折り式のスマートフォンも投入するかもしれません。
TCLの縦折り式スマホ「Flex V」を触ってきた Galaxy Z Flip3との違いは? TCLがCES 2022で発表した「Flex V」を紹介する。2022年内の発売をに合わせており、6.7型の画面と隙間なく閉じられるボディーを持った期待のスマホだ。



