JR東海とヒルトンが提携、高山のホテルを今秋リブランド開業へ
JR東海グループは、世界でホテルを展開する「ヒルトン」(米国バージニア州)と提携し、岐阜県高山市越後町にあるホテルアソシア高山リゾートを「ヒルトン高山リゾート」として、今秋にリブランド開業することを発表しました。この提携により、客室内装の刷新や新たな施設の導入を通じて、より上質で快適な滞在環境を提供し、国内外の観光客を広く誘致することを目指しています。
客室内装を刷新し、新たなブランドとして再出発
リブランドに伴い、客室の内装は飛騨高山やアルプスの豊かな自然が生み出す美しさを表現したデザインに変更されます。これにより、より洗練された雰囲気を醸し出し、宿泊者の満足度向上を図ります。具体的には、90平方メートルのスイート客室を新設し、特定の宿泊者が利用できる専用ラウンジも設置される予定です。運営は引き続き「ジェイアール東海ホテルズ」が担当し、既存のサービス品質を維持しながら、ヒルトンのグローバル基準を取り入れます。
JR東海社長のコメントと観光促進への期待
JR東海の丹羽俊介社長は、「世界的なホテルチェーンであるヒルトンと提携することで、国内外問わず、これまで以上に幅広くお客様を高山という地にお招きし、高山の魅力を感じていただきたいと思います」と述べています。また、鉄道輸送や観光キャンペーンなどグループ全体の取り組みを通じて、地元と連携し、沿線の魅力向上に努めるとしています。この提携は、高山地域の観光振興に大きく貢献することが期待されています。
外国人観光客の注目が高まる岐阜県
ヒルトン側も、古い町並みが残る高山市を含む岐阜県は、外国人からの注目が高まっていると指摘しています。特に、都市部や近郊の人気観光地へのアクセスが良好であることから、今後も観光客数の増加が見込まれるとしています。このリブランド開業は、国際的な観光需要に対応し、地域経済の活性化を後押しする重要なステップとなるでしょう。
ホテルアソシア高山リゾートの歴史と特別プラン
ホテルアソシア高山リゾートは1994年7月に開業し、総客室数290室を有しています。リブランド前の最後の営業として、5月5日宿泊分まで特別宿泊プランを販売しています。このプランでは、1泊2食付きが通常料金の10%引きとなるほか、4歳から小学生の料金が添い寝限定で無料となる特典が付きます。具体的には、「飛騨牛まぶし御膳プラン」と「家族で楽しむディナーバイキングプラン」の2種類が用意されており、それぞれホテルオリジナル日本酒のプレゼントやフリードリンクサービスが含まれます。担当者は、「アソシア最後の特別プランとして、北アルプスの絶景と飛騨の味覚をぜひ楽しんでほしい」とPRしています。予約は公式ホームページで受け付けており、問い合わせは同ホテル(0577-36-0001)までとなっています。



