加賀屋本館の公費解体が4月上旬に開始、2031年春までの5年間計画で実施へ
七尾市の和倉温泉を代表する老舗旅館「加賀屋」の本館において、公費による解体工事が4月上旬に開始されることが6日、明らかになりました。この解体プロジェクトは、2031年の春まで続く5年間の長期計画として進められる予定です。
本館解体と並行する新館建設の構想
加賀屋は4棟から成る本館と、グループ旅館の「松乃碧」で構成されています。松乃碧については、昨年秋から自費による解体が既に始まっています。本館の解体工事と並行して、2027年度末までに松乃碧の跡地および周辺エリアに新館の建設を目指す方針が示されています。一方で、本館跡地の具体的な活用方法については、現時点では未定とされています。
和倉温泉における解体申請の状況
県の資源循環推進課によれば、和倉温泉の組合などに加盟する25の施設のうち、8施設が公費解体を、5施設が自費解体を申請しています。2月末の時点で、合計3施設の解体が完了していることが報告されています。この動きは、地域の観光インフラの再編と更新を反映するものとして注目されています。
加賀屋の解体計画は、地域の伝統的な旅館業界における大きな転換点を示す事例として、今後の展開が注目されます。公費を活用した解体により、安全かつ効率的な工事が期待され、観光地としての魅力向上につながることが期待されています。



