福岡市・天神の新天町商店街について、同商店街商業協同組合は、全約100店舗が来年春までに順次閉店すると発表した。来年2月14日に感謝セレモニーを開き、全店の閉店後に建物の解体工事に着手する。新しい大型複合ビルは2030年代の完成予定で、店舗の約8割が再出店を検討しているという。
老朽化したアーケード街の歴史
同商店街は1946年創業のアーケード街で、店舗が入る建物の老朽化が進んでいた。閉店後は、多くの店舗が仮店舗や支店などで営業を続ける。このうち、約10店舗は隣接する商業施設「ソラリアステージ」内に一時移転し、来年3月から営業を始めるという。
「天神ビッグバン」を活用した再開発
再開発は、市の再開発促進策「天神ビッグバン」を活用したもので、来年2月末に閉店予定の商業施設「福岡パルコ」と一体的に整備される。新天町がある西街区ビルには、オフィスや歴史・文化を発信する地域文化ミュージアムなどが入り、歴史を継承する通路が設けられる見通し。
組合理事長のコメント
同組合の楢崎昌太理事長は「いったんこの地を離れるが、受け継ぐべきものを大切にしながら、皆様に親しまれ楽しんでいただける商店街として戻ってくる」としている。



