大阪造幣局で「桜の通り抜け」が開幕 331本の桜並木が春の訪れを告げる
大阪の春を彩る恒例の風物詩「桜の通り抜け」が4月9日、大阪市北区の造幣局で開幕しました。南門から北門まで続く約560メートルの並木道には、140品種もの多様な桜が331本植えられており、訪れた人々が春の一日を満喫しています。このイベントは4月15日まで開催されます。
新たに加わった珍しい品種「福桜」
造幣局によりますと、今年は特に珍しい品種として「福桜」が新たに加わりました。この桜はかつて金沢市の兼六園に原木があった歴史ある品種で、その可憐な花びらが並木道に新たな彩りを添えています。晴れ渡った空の下、観覧客たちは両脇に咲き誇る桜のアーチをくぐりながら、春の息吹を感じていました。
140年以上続く伝統的なイベント
「桜の通り抜け」は1883年に始まり、太平洋戦争中と直後、そして新型コロナウイルス禍の期間を除いて、140年以上にわたって継続されてきた伝統的な行事です。この長い歴史が、大阪の春の象徴として地域に深く根付いています。
事前申込制で最大約30万6千人を受け入れ
今年のイベントは造幣局の専用サイトでの事前申込制となっており、期間中は最大で計約30万6千人を受け入れる予定です。開場時間は平日が午前10時から、土日が午前9時からで、いずれも午後7時15分までとなっています。多くの観覧客が安全に桜を楽しめるよう、適切な運営が行われています。
大阪造幣局の「桜の通り抜け」は、単なる花見の場ではなく、歴史と文化が息づく春の祭典として、今年も多くの人々に愛されることでしょう。約560メートルの桜並木を歩きながら、多様な品種の美しさを堪能できるこの機会は、まさに大阪の春を代表する光景です。



