岡山・西大寺会陽事故で県警が現場確認 死者1名、意識不明1名の重体続く
岡山市東区の西大寺観音院で2月に発生した裸祭り「西大寺会陽」の事故を受け、岡山県警は11日、事故現場の状況を任意で確認した。この事故では参加していた男性3人が意識不明の重体となり、深刻な事態が続いている。
捜査員約10人が消防署員から説明を受ける
現場確認には捜査員約10人が参加し、岡山市東消防署員から宝木投下時の状況や救助活動の詳細について説明を受けた。西大寺会陽奉賛会の大森実会長は「今後も調査に全面的に協力していきたい」と述べ、関係機関との連携を強調している。
西大寺会陽は、締め込み姿の男衆が投下される2本の「宝木」を奪い合う奇祭として全国的に知られ、毎年多くの参加者と観客を集めている伝統行事だ。
事故の詳細と被害者の状況
岡山東署によると、事故は2月21日夜、宝木が投下された直後に発生したとみられている。重体となった3人のうち、美作市の42歳男性は事故から4日後に意識が回復したが、岡山市東区の48歳男性は3月9日、低酸素脳症のため病院で死亡が確認された。
残る58歳男性は現在も意識不明の状態が続いており、医療関係者は懸命な治療を続けている。事故原因の究明が急がれる中、県警は慎重に調査を進めている。
この事故は、伝統行事の安全対策の重要性を改めて問うものとなっており、今後の祭りの開催方法にも影響を与える可能性がある。地元関係者や参加者からは早期の真相解明を求める声が上がっている。



