建築士・鳥山まこと氏が芥川賞受賞「自分にしか書けない小説を」 第174回贈呈式で決意語る
建築士・鳥山まこと氏が芥川賞「自分にしか書けない小説を」

第174回芥川賞・直木賞贈呈式が開催 建築士の鳥山まこと氏が芥川賞受賞

2026年2月20日、東京都内で第174回芥川賞・直木賞の贈呈式が日本文学振興会主催により開かれました。芥川賞には「時の家」を執筆した鳥山まことさん(34)と「叫び」の畠山丑雄さん(34)が選ばれ、直木賞は「カフェーの帰り道」の嶋津輝さん(56)が受賞しました。

建築士の視点が生んだ受賞作 鳥山氏が創作の背景を語る

建築士としても活動する鳥山まこと氏は、受賞作「時の家」の執筆について、自宅の建築過程で感じた職人の丁寧な仕事ぶりが大きな影響を与えたと明かしました。住宅を主人公に据えた物語は、建築現場での実体験から生まれた独自の視点が光ります。

鳥山氏は式典で「住宅だけでなく、病院や公共建築など、建築を通じて見える世界は広がっています。これからも自分にしか書けない小説を書き続けていきたい」と力強く決意を語り、会場からは大きな拍手が送られました。

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畠山丑雄氏と嶋津輝氏も感動のスピーチ

芥川賞を同時受賞した畠山丑雄氏は、「主賓としての居心地の悪さ」と「人間がいるべき場所」について深く思いを巡らせる内容のスピーチを行い、文学の持つ哲学的側面を浮き彫りにしました。

直木賞を受賞した嶋津輝氏は、幼少期から本に親しむ環境を整えてくれた両親への感謝を述べるとともに、受賞決定後の多忙な日々を支えてくれた夫を「マイ・ラビング・ハズバンド」と呼びかけました。この温かい言葉に会場は優しい笑顔と感動に包まれ、式典は和やかな雰囲気の中で幕を閉じました。

今回の受賞者たちは、それぞれの人生経験や独自の視点を文学に昇華させ、現代日本文学に新たな風を吹き込んでいます。特に建築士という専門職を持つ鳥山氏の活躍は、異分野からの文学参入として注目を集めており、今後の創作活動への期待が高まっています。

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