大阪府高槻市は、江戸時代に北摂唯一の城郭だった高槻城の姿を3次元コンピューターグラフィックス(CG)で楽しめるスマホの無料アプリ「XR高槻城」を作成し、配信を始めた。
キリシタン大名・高山右近の居城
高槻城はキリシタン大名・高山右近の居城だったことで知られ、江戸幕府も大阪と京都を結ぶ要衝として重視した。東西510メートル、南北630メートルの城内に、3層の天守とやぐら、石垣を備えた近世城郭で、永井家が13代約220年にわたって治めた。明治時代に廃城となり、城の建物や遺構はほとんど姿を消した。
VR・AR技術で往時を体感
アプリ「XR高槻城」は、VR(仮想現実)やAR(拡張現実)の技術を活用しており、アプリストアから無料でダウンロードできる。城跡に設定した5か所を実際に訪れると、CGの高槻城がスマホ画面に再現され、360度の眺めを体感できる。
また、5か所全てを巡ると記念の「デジタル御城印」がもらえる。アプリでは、城の歴史や歴代城主、家紋なども学べる。
市立しろあと歴史館の担当者は「高槻に立派な城があったことを実感してほしい」と話している。問い合わせは同館(072・673・3987)。



