カルビー、14商品のモノクロパッケージ化を正式発表「当面の対応策」として25日から ナフサ不足の影響か
カルビー、14商品をモノクロ化 25日から実施

カルビーは5月12日、中東情勢の緊迫化により原材料の調達が不安定になったとして、一部商品パッケージを2色に仕様変更すると正式に発表した。対象となるのは「ポテトチップス うすしお味」「かっぱえびせん」「フルグラ」など14商品で、パッケージに使用する印刷インクの色数を従来の仕様から2色に変更する。店頭では5月25日週から順次切り替えられる予定だ。

背景と理由

カルビーは「商品の安定供給を最優先とする観点から、当面の対応策として対象を限定して実施する」と説明している。同社は「今後とも地政学的リスクを含む事業環境の変化に機動的かつ柔軟に対応しながら、安全・安心な商品を届けられるよう努める」として、購入者に理解を求めている。

ナフサ不足の影響

カルビーの異例の対応は、11日ごろから各メディアで報じられ、SNSなどで話題になっていた。これを受け、12日午前には齋藤経済産業大臣が記者会見で「(ナフサの)国内出荷量としては平時と同様に需要に応じた数量を供給することができている」と述べ、実態を否定するために12日にヒアリングを行うとしていた。

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業界への波及

ナフサ供給不安は他の企業にも影響を及ぼしている。経団連は27日、中東情勢の影響によるナフサ供給不安について会員企業に実施したアンケート調査の結果を発表し、「既に44%の企業が影響を受け、3カ月以内には75%超に拡大する見通し」としている。また、出荷停止の「わさビーフ」がフリマサイトで高額転売される事例も報告されている。アスクルも一部商品の購入制限を発表するなど、影響は広がっている。

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