Microsoftは9月29日(米国時間)、Word for Microsoft 365でPDFファイルが意図しない場所に保存される不具合について情報を公開した。PDF形式でドキュメントを保存した際、指定した保存先ではなく、Windowsの一時キャッシュフォルダーに保存される場合があるという。この不具合はすでに修正されている。
PDFが一時キャッシュフォルダーに保存される不具合
この不具合は、Word for Microsoft 365バージョン2609(16.0.20430.x)で発生する可能性がある。ドキュメントをPDFファイル形式で保存する際に、保存先としてオンラインストレージを指定すると、エラーを表示することなく次のフォルダーにランダムなファイル名で保存される場合がある。
C:\Users{username}\AppData\Local\Microsoft\Windows\INetCache\Content.MSO
Microsoftは保存先にSharePoint Onlineを指定した場合にのみ発生すると述べている。しかしながら、不具合を検証したユーザーはネットワークドライブで発生すると報告している(参考情報:「Word Save As PDF Exports to INetCache\Content.MSO with Random Filename Instead of Source Folder - Microsoft Q&A」)。
不具合は修正済み、PDFを回復できる可能性も
Microsoftによると、この不具合は9月25日に全面導入したサービス変更によって修正された。修正を確認できないユーザーは、Officeアプリを一度すべて終了してからWordを再起動し、動作を確認するように求めている。
なお、PDFファイルを消失したユーザーは、前述のフォルダーを調査することでファイルを回復できる可能性がある。また、不要なPDFファイルが多数存在している場合は手動で削除が可能とされる。