コマンドライン検索ツールkensakuをハッシュテーブルで進化、Web裏技の閉鎖を振り返る
コマンドライン検索ツールkensakuをハッシュテーブルで進化

PowerShellでコマンドラインから利用できる検索エンジン選択ツール「kensaku」を改良した。従来の配列からハッシュテーブルに変更し、各検索サイトに説明コメントを表示できるようにした。これにより、多数の検索エンジンを管理しやすくなった。

ハッシュテーブルによるコメント表示

以前は単純な配列でURLのみを列挙していたが、数が増えるとコメントが必要になる。そこで、ハッシュテーブルを用いてキーにタイトルと説明を、値にURLを格納する方式に変更。例えば「Google:言わずもがなのスタンダードである検索サイト」というキーに対応するURLが保存される。実行時にはキーを一覧表示し、番号選択で対応するブラウザが開く。

function kensaku {$kensaku = @{"Google:言わずもがなのスタンダードである検索サイト" = "https://google.co.jp""Bing:Microsoft謹製検索サイト。人によってはこちらがいいという話も" = "https://bing.co.jp/""Yahoo!:日本国内情報のポータルサイト" = "https://yahoo.co.jp""DuckDuckGo:プライバシー重視の検索エンジン" = "https://duckduckgo.com/""Brave Search:独自インデックスの新興検索" = "https://search.brave.com/""Qwant:フランス発。EU圏で人気のプライバシー重視" = "https://www.qwant.com/""Mojeek:英国発。独自クローラ運営にこだわり" = "https://www.mojeek.com/""OpenHub:OSSプロジェクトの分析と探索" = "https://openhub.net/""GitHub Search:こちらもOSSプロジェクト探索。GitHuBの検索エンジン" = "https://github.com/search""wolframalpha:数学や化学知識向上には必見検索" = "https://www.wolframalpha.com/""Wikiwand Search:Wikipediaを快適に検索するツール" = "https://www.wikiwand.com/""marginalia:スウェーデンのソフトウェアエンジニアにより開発されたOSSの検索エンジン" = "https://marginalia-search.com/"}$keys = @($kensaku.Keys)for($i=0; $i -lt $keys.Count; $i++) {Write-Host "$($i+1) : $($keys[$i])"}$choice = Read-Host "番号"$key = $keys[$choice - 1]$url = $kensaku[$key]Start-Process $url}

この関数を実行すると、番号とともにタイトル・説明が表示され、選択した検索エンジンが起動する。ハッシュテーブルは順不同だが、指定した番号のサイトが正しく開く。

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Web裏技の閉鎖と懐かしい記憶

このようなショートツールのカスタマイズをしていると、著者はレンタルサーバー上にPerl/CGIで掲示板を設置していた頃を思い出す。Googleもまだなかった時代、Yahoo!やgoo、infoseekなどのディレクトリ型検索サイトで情報を探し、ネットサーフレスキューWeb裏技からスクリプトをダウンロードし、アクセスカウンターが増える度に喜んでいたという。Web裏技には2ショットチャットや2ch風BBSなど、SNSエンジンの原型となる機能もあった。しかし、2026年3月31日にシージーアイ・レスキュー(旧ネットサーフレスキュー[Web裏技])は閉鎖。管理者は「アーカイブを置く計画もあるのか無いのか…」と述べており、ドメインは当分の間残される予定だ。当時は海外の同様のスクリプトサイトを研究しながら掲載していたという。

新たな検索エンジンとの出会い

検索エンジンの旅を続ける中で、最新の環境に合わせてブラッシュアップされたものや、昔の検索サイトの感覚を思い出させるものも増えている。新しい検索サイトを発見してはkensaku関数に追加していくことで、独自の情報検索方法が広がるのではないかと期待している。

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