東大教授のSNS投稿に「差別的」と批判 日本教育学会、対応を検討
東大教授のSNS投稿に「差別的」と批判、学会が対応検討

東京大学大学院教育学研究科の本田由紀教授が、1日に自身のX(旧ツイッター)で皇室関連の記事などを引用し「遺伝的要因のおそろしさを感じる」などと投稿した。差別的な表現だなどと批判が相次いでおり、本田氏が会長を務める日本教育学会は「倫理委員会で対応を検討中」としている。

投稿の内容と批判

本田氏は、皇室典範改正に伴う法改正で皇族費が増えると報じた東京新聞の記事や、特定の皇族の写真を添付するなどした投稿を引用してリポスト(再投稿)。その際に「この人たちを目にするたびに、遺伝的要因のおそろしさを感じる。露出の増加が逆効果になるかもしれない」と投稿していた。

これに対し、「遺伝を理由に差別するのか」「言動ではなく血統や遺伝を理由に人間的価値を評価していいのか」「誹謗(ひぼう)中傷になりえる」といった指摘がSNSなどで相次いだ。

Pickt横長バナー — Telegram用の共同買い物リストアプリ

学会と大学の対応

朝日新聞の取材に対し、日本教育学会の事務局は「当該投稿および投稿に対して寄せられている批判については、把握しております」と回答。その上で、「倫理委員会において対応を検討中」とした。

東京大学本部コミュニケーション戦略課は「投稿については承知しております。本学では『構成員は、人権を尊重し、高い倫理観を持って行動しなければならない』と定めています。人権尊重及びコンプライアンスの重要性の周知に努めてまいります」と回答した。

本田氏は朝日新聞デジタル版「コメントプラス」のコメンテーターを務めている。本社は人権尊重を基本原則とする人権方針を定めており、この方針への理解と実践をコメンテーターにも求めていく。

Pickt記事後バナー — 家族イラスト付きの共同買い物リストアプリ