英国政府は15日、16歳と17歳の子どもを対象に、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)の利用に「門限」を設けると発表した。午前0時から午前6時までの利用を制限した状態を初期設定(デフォルト)とする方針で、2027年春からの導入を予定している。
背景:スターマー政権の子ども保護策
スターマー政権は6月、インスタグラムやスナップチャット、TikTokなどのSNSについて、16歳未満の子どもへのサービス提供を全面禁止する方針をすでに発表している。今回の門限導入は、16歳になった途端に「オンライン上の最も中毒性の高い機能」にさらされることを避けるための措置の一環だと説明されている。
具体的な規制内容
門限に加えて、動画の連続自動再生や、投稿が絶え間なく表示される「無限スクロール」といった機能も、あらかじめ無効にすることが義務付けられる。科学・イノベーション・技術省が主導するこの規制は、若年層のメンタルヘルス保護を目的としており、SNS企業には対応が求められる。
英国政府は、これらの措置が「子どもたちをオンライン上の有害なコンテンツや過度な使用から守る」ための重要な一歩だと位置づけている。具体的な罰則や施行方法については今後詰められる見通し。



