農林水産省は26日、公式X(旧Twitter)を更新し、現在開催中のFIFAワールドカップ2026北中米大会に現地観戦中の日本人サポーターに向けて、日本への持ち込みが禁止されているお土産について注意喚起を行った。
没収事例が多発、特にビーフジャーキーに注意
投稿では「【ご注意!W杯のお土産は感動と興奮でお願いします】#W杯、盛り上がっていますね!多くの日本人サポーターが現地観戦している姿も印象的です。日本帰国の際、持込禁止の肉製品までお土産にしてませんか?特に北中米からビーフジャーキー等を持ち込み、没収となる事例が多発しております」と訴えている。
農林水産省は、持ち込みが禁止されている肉および肉製品の具体例として、生鮮肉、ジャーキー、干肉、ハム、生ハム、ソーセージ、サラミ、ベーコン、調理された肉、肉まん、肉入り餃子、もみじ(鶏足)、ハムサンド、ハンバーガー、キンパ、肉松餅、機内食を挙げた。
禁止の理由は病害虫・家畜伝染病の侵入防止
日本に持ち込めない理由は、海外から植物の病害虫や家畜伝染病が侵入するのを防ぐためだ。海外ではミカンコミバエや火傷病など、植物に重大な被害を与える害虫や病気が発生しており、果物や野菜に付着して日本に侵入するおそれがある。そのため、これらの害虫や病気が付く可能性のある果物や野菜の持ち込みは原則禁止されている。
また、海外では口蹄疫やアフリカ豚熱(ASF)など、日本では未発生の家畜伝染病が発生している。これらの病気は肉や肉製品を介して感染することが知られており、実際に食肉を介して遠く離れた国に家畜の伝染病が広がった事例が複数報告されている。このため、肉・肉製品の持ち込みは原則禁止されている。
SNSでは「うっかり持ち込み」に注意喚起の声
この投稿に対し、フォロワーからは「一昔前のお土産の定番だったから、うっかり持ち込んで泣く泣く没収される例が後を絶たないんだろうなあ…」「気をつけてね」などの声が寄せられている。
農林水産省は、W杯観戦の興奮に任せて禁止品をお土産にしないよう、改めて注意を促している。



