フランス、15歳未満のSNS利用禁止 欧州初、9月施行へ
フランス、15歳未満SNS禁止 欧州初、9月施行

フランスの国民議会(下院)と上院は21日、15歳未満の子供のSNS利用を禁止する法案をそれぞれ賛成多数で可決した。法案は憲法会議の審査を経て、9月から施行される見通し。欧州では初の禁止措置となる。

対象プラットフォームとスケジュール

TikTokやFacebook、Instagramなどが対象。SNS運営事業者には利用者の年齢確認が義務付けられ、9月1日以降、15歳未満は新たにアカウントを取得できなくなる。既存アカウントには4か月の猶予期間が設けられ、事業者は2027年1月1日までに対象アカウントを削除しなければならない。

背景と影響

子供のSNS利用については、うつや睡眠障害など心身への悪影響が指摘されている。フランスでは、TikTokを利用していた子供が自殺したとして、遺族が運営事業者を集団提訴していた。規制導入を推進してきたマクロン大統領は21日、SNSへの投稿で「オンライン上で子供たちを守るため、具体的な対策を実行に移す」と強調した。

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世界の動き

子供のSNS利用を制限する動きは世界各地に広がっている。オーストラリアは昨年12月、16歳未満の利用を禁じる法律を施行。欧州ではギリシャが来年1月の規制導入を目指し、英国やスペイン、デンマークなども規制の方針を打ち出している。

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