欧州連合(EU)の行政を担う欧州委員会は24日、人気の動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」が、未成年者アカウントの安全確保を怠っているとしてデジタルサービス法(DSA)違反にあたるとの暫定的な見解を示した。望まない接触やネットいじめを含むリスクに未成年者をさらしていると判断した。
公開設定によるリスク
欧州委は、未成年者がTikTokの自分のアカウントを「公開」に設定することができるため、「すべてのユーザーが未成年者のコンテンツを閲覧できる可能性がある」と指摘。「このような露出は、潜在的な加害者からの望まない接触を招いたり、コンテンツがネットいじめに悪用されたりするリスクを生じさせる」と問題視した。
アカウント設定の重要性
アカウント設定は、誰がコンテンツを閲覧でき、誰が連絡できるかを決定するため、未成年者のオンライン上の安全確保の鍵になるという。このため、未成年者アカウントの初期設定を変更して「未成年者が承認したユーザーにのみ表示されるようにするべきだ」とTikTokに要請。未成年者のコンテンツを「おすすめ」機能を通じて他のユーザーに推奨することも控えるべきだとした。
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