精神科医で産業医の久米康宏氏は、自身も発達障害であることを公表し、発達障害の特性を「強み」として生かすことの重要性を強調している。
発達障害の特性は「武器」になる
久米氏によれば、発達障害の特性は「困りごと」の原因となる一方で、仕事において強力な「武器」にもなり得るという。ADHDやASDの特性をうまく活用すれば、会社や社会への貢献はもちろん、まだ存在しないサービスや製品を生み出す力も秘めていると述べている。
日本人の10人に1人が発達障害傾向
文部科学省の『通常の学級に在籍する特別な教育的支援を必要とする児童生徒に関する調査結果(令和4年)』によると、日本では約10人に1人が発達障害の傾向があると推計されている。久米氏は、発達障害は決して珍しくないが、少数派であるため周囲の理解を得るのは容易ではないと指摘。現代社会を生き抜くためには、特性を「強み」として生かすことが重要だと結論づけている。



