ChatGPT広告配信開始1カ月で「出稿済み」31.1%、運用の懸念は?
ChatGPT広告、出稿済み31.1% 運用の懸念は?

ChatGPTでの広告配信が6月19日に始まった。広告業界の情報を発信するメディア「キーマンLab」を運営するキーワードマーケティング(東京都港区)の調査によると、31.1%の企業が「すでに出稿している」と回答し、「具体的に出稿を検討している」企業も41.1%に上ることが分かった。

AIツール広告への期待度

ChatGPT広告を含むAIツールに配信する広告への期待度について、95.0%が「期待している」と回答した。具体的には「投資効率の改善」「あらゆる客層に自社の製品を宣伝できること」といった声が挙がった。

配信への懸念

一方、配信への懸念で最も多かったのは「配信面の制御が難しい点」(52.3%)だった。以下「ブラックボックスによる分析の難しさ」(44.0%)、「ブランドセーフティ(企業広告が違法サイトや不適切なコンテンツの隣に表示されるのを防ぎ、ブランドイメージや価値を守る取り組み)の担保」(42.4%)と続いた。回答者からは「効果測定の妥当性について確信が持てない」といった意見が寄せられた。

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ChatGPT広告では、どんな会話の中で広告が掲出されたかなどの情報は広告主に共有されず、受け取れるのは表示回数やクリック数といった集計情報のみだ。キーワードマーケティングは「誰のどんな会話に自社広告が表示されたのかを確認する手段がそもそもない」と指摘する。

業務時間の比重増加

ChatGPT広告は会話文の文脈に合わせて表示される。今後、同形式のAIツールに広告を配信する場合、従来の広告運用と比べ、比重が増えると予想される業務を聞いた。その結果、「広告クリエイティブの企画・制作」(49.3%)、「ターゲットユーザーに対する理解の深耕」(43.0%)、「遷移先LP・自社サイトのコンテンツ設計」(35.4%)が上位を占めた。

調査は、月額のWeb広告費が300万円以上の企業で、運用型広告の出稿・運用に携わる302人を対象に実施した。期間は7月6~7日。

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