オーストラリア、16歳未満のSNS利用禁止法案を提出
豪州、16歳未満SNS禁止法案提出 (24.07.2026)

オーストラリア政府は21日、16歳未満の子どもによるソーシャルメディア(SNS)利用を禁止する法案を連邦議会に提出した。世界で最も厳しい規制の一つとされる。

法案の概要

この法案は、TikTok、Instagram、Snapchat、X(旧Twitter)、Facebookなど主要SNSを対象とし、16歳未満の利用を禁止する。違反した企業には最大4950万豪ドル(約49億5000万円)の罰金が科される。対象となるプラットフォームは今後、政令で指定される。

年齢認証の義務化

SNS事業者には、利用者の年齢を確認するための「年齢認証」システムの導入が義務付けられる。ただし、具体的な認証方法はまだ決定しておらず、政府は顔認識技術や身分証明書の提出など複数の選択肢を検討している。プライバシー保護の観点から、収集されたデータは認証目的以外に使用してはならないとされる。

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施行時期と影響

法案が成立した場合、1年間の猶予期間を設けた上で施行される。これにより、現在16歳未満でSNSを利用している子どもは、猶予期間中にアカウントを削除する必要が生じる。政府は、この規制が子どもの精神的健康を守るために必要だと説明している。

一方、専門家からは、実効性やプライバシーへの懸念、表現の自由との兼ね合いなど、様々な課題が指摘されている。与党・労働党は野党に対し、超党派での法案成立を呼びかけている。

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