Microsoftは、Windows 11のタスクバーおよびスタートメニューにある検索ボックスの高さを4ピクセル拡大する変更を社内テストしていることが明らかになった。この情報は、米国時間7月9日にWindows Centralが報じたもので、Microsoftの技術者Alec Oot氏がX(旧Twitter)上で現状を報告している。
社内テスト段階、Insider Programで提供へ
Oot氏によると、この変更は現在Microsoft社内でテストが行われており、一般ユーザーへの提供は将来のWindows Insider Programビルド以降になるという。変更内容は検索ボックスの高さを4ピクセル拡大するという微細なものだが、その意図は明確にされていない。
Windows Centralの記者は、この変更が「Ask Copilot on the taskbar」の検索ボックス外観に合わせるためではないかと推測している。Ask Copilotは、ビジネスプロフェッショナル企業向けに提供予定の新しいAI機能で、Microsoft 365 CopilotとAIエージェントをタスクバーとスタートメニューに直接統合する。この機能は2026年半ばに提供開始予定で、手動で有効にする必要がある。
外観統一と操作性向上の狙い
現在のWindows 11では、Ask Copilot機能が有効な場合と無効な場合で検索ボックスの高さが異なる可能性がある。この差異は大きな問題ではないものの、ユーザーに「不完全なOS」という印象を与える恐れがあるため、Microsoftは事前に修正を加えているとみられる。4ピクセルの拡大により、検索ボックスのクリック領域がわずかに広がり、操作性の向上にも寄与する可能性がある。
なお、この変更によってタスクバーやスタートメニュー全体の高さが拡大することはない。Microsoftは、Ask Copilotの正式提供前に、ユーザー体験の一貫性を高めるための微調整を進めているようだ。



