豊洲市場の仲卸が直営する「鮨とラーメンうおがしや」が、朝限定のモーニングセットで話題を呼んでいる。ラーメンと寿司3貫という異色の組み合わせでありながら、価格は税込み1000円と驚きのコストパフォーマンスを実現。本格的な味わいとユニークな演出で、早朝から多くの客を集めている。
ラーメンと寿司の異色コラボ、その実力は?
店舗に足を踏み入れると、まず目に入るのは回転寿司店でおなじみのお湯が出る蛇口。さらに厨房の中央には、かつお節を削る専用マシンが鎮座しており、店内には削りたての鰹節の芳醇な香りが漂う。他のラーメン店ではまず見かけない光景に、食べる前から期待が高まる。
ラーメン店はビジュアル重視のタイプとそうでないタイプに二分されるが、「うおがしや」は明らかに前者。澄んだスープの中央にナルトが浮かび、その周りを大きなチャーシュー2枚、太めにカットされたメンマ、大判の海苔、かいわれ、青ネギが彩る。そして何より印象的なのが、茶こしに入ったかつお節だ。
削りたて鰹節が香る、上品な一杯
うおがしやの看板メニュー「追いがつおラーメン」は、食べる直前に茶こしの中の鰹節をスープに沈め、箸で10秒ほどかき混ぜることで風味が一層引き立つ仕掛け。混ぜるほどに燻製されたスモーキーな香りが鼻腔をくすぐる。スープは上品で澄んだ味わいで、鰹節の旨味がしっかりと感じられる。
麺は滑らかでつるりとした舌触りで、噛むともっちりシコシコとした食感。チャーシューは厚みがありながら柔らかく、メンマの歯応えも絶妙。海苔の香ばしさがスープと調和し、全体のバランスが秀逸だ。
寿司3貫も付いて1000円、豊洲の仲卸だからこそ
モーニングセットには、ラーメンに加えて寿司3貫が付く。ネタはその日の仕入れによって変わるが、豊洲市場の仲卸が直営する強みを活かし、新鮮な魚介を使用。この内容で1000円という価格は、まさに「大判振る舞い」と言える。
同店のモーニングは朝の時間帯限定で提供されており、早朝から地元客や観光客で賑わいを見せている。知名度はまだ低めだが、その実力は折り紙付き。ラーメン好きはもちろん、寿司好きにもおすすめしたい一軒だ。



