東京都、新型ワクチン接種を9月から開始へ 高齢者ら優先
東京都、新型ワクチン接種を9月開始へ

東京都は18日、新型コロナウイルスのオミクロン株に対応した新たなワクチン接種を9月1日から開始すると発表した。当初は高齢者や基礎疾患のある人などを優先し、年内に希望する全ての都民への接種完了を目指す。都の担当者は「感染再拡大に備え、迅速な接種体制を整える」と述べた。

接種対象とスケジュール

対象は、初回接種(1・2回目)を完了した12歳以上の都民。9月は65歳以上の高齢者や基礎疾患のある人、医療従事者ら約400万人が優先的に接種を受けられる。10月以降、順次対象を拡大し、12月末までに全希望者への接種を完了させる計画だ。

使用するワクチンは、ファイザー社とモデルナ社がオミクロン株に対応させた2価ワクチンで、従来株とオミクロン株(BA.4/5)の両方に効果があるとされる。都は約1500万回分のワクチンを確保済みで、さらに追加発注も検討している。

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接種会場と予約方法

接種会場は、都内の医療機関や大規模接種会場など約3000か所を予定。予約は8月下旬から各自治体のシステムやコールセンターで受け付ける。都は「予約が集中しないよう、段階的に受け付けを開始する」と説明している。

また、都は接種を促進するため、企業や大学と連携した職場接種や、夜間・休日の接種機会の拡大も検討している。小池百合子知事は「感染防止と社会経済活動の両立にはワクチンが重要。積極的な接種を呼びかけたい」と述べた。

国の方針と都の独自措置

政府は秋以降にオミクロン株対応ワクチンの接種を始める方針で、都の計画はこれに沿ったもの。都は独自に、接種を希望する高齢者施設への訪問接種チームの派遣や、接種後の副反応に関する相談窓口の設置も行う。

都の担当者は「接種率を高めるため、幅広い広報活動を展開する」と話している。前回の3回目接種では都内の接種率が約60%にとどまったことから、都は今回の接種率向上に力を入れる。

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