京都銀行は15日、スマートフォンの専用アプリを使って口座開設する際の本人確認を、11月2日からマイナンバーカードに一本化すると発表した。企業への不正アクセスで運転免許証などの個人情報の漏えいが相次いでいることを受け、「なりすまし」を防止するために対策を強化する。
免許証方式のリスクとマイナンバーカード方式
免許証を使った本人確認の場合、スマホで読み込んだ免許証の顔写真と、スマホで撮影した申込者の顔写真を照合して本人確認を実施。流出した免許証の顔写真を悪用し、申込者になりすまして口座開設される恐れがある。
一方、マイナンバーカードは、利用者にICチップに搭載された電子証明書をスマホで読み取ってもらうことで、本人確認を行えるという。店頭での口座開設は免許証も利用できる。
金融庁の要請で前倒し
2027年4月の改正犯罪収益移転防止法の施行に伴い、インターネットを使った非対面での取引では、免許証など顔写真付き本人確認書類画像を利用する方法は廃止される予定になっているが、京都銀によると、相次ぐ不正アクセスによって金融庁から前倒しの要請があったという。