トヨタとNTT、自動運転向けAI半導体で協業へ
トヨタとNTT、自動運転AI半導体で協業 (08.07.2026)

トヨタ自動車とNTTは、自動運転技術向けのAI半導体を共同開発することで合意した。両社は2028年までの実用化を目指し、現行比で10倍以上の処理性能を実現する計画だ。

自動運転の進化に不可欠なAI半導体

自動運転技術の高度化には、膨大なセンサーデータをリアルタイムで処理する高性能なAI半導体が不可欠となる。トヨタとNTTは、それぞれの強みを生かし、次世代の自動運転システムの中核となる半導体を開発する。

具体的には、NTTが持つ光電融合技術などの先端半導体技術と、トヨタの車載システム開発のノウハウを組み合わせる。これにより、消費電力を抑えつつ、高い演算性能を実現する。

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2028年までの実用化を目指す

両社は、2028年までに量産可能なレベルにまで技術を成熟させる計画だ。開発した半導体は、トヨタの高級車ブランド「レクサス」など、同社の車両に順次搭載される見通し。

NTTの澤田純社長は「この協業は、日本の半導体産業の復権にもつながる重要な取り組みだ」とコメントしている。

処理性能は現行比10倍以上に

新たに開発するAI半導体は、現行の車載半導体と比較して、AI推論処理で10倍以上の性能向上を見込む。これにより、より高度な自動運転レベル3以上の実現が可能になると期待される。

トヨタの佐藤恒治社長は「自動運転の実現には、ソフトウェアとハードウェアの両面での革新が必要。NTTとの協業で、その基盤を強化できる」と述べている。

日本の半導体産業への波及効果も

今回の協業は、両社の事業だけでなく、日本の半導体産業全体にも影響を与える可能性がある。自動運転向け半導体は、今後急速に需要が拡大すると見られており、日本企業が主導権を握るチャンスと捉えられている。

両社は、開発した技術を他社にも開放する可能性も検討しており、業界標準の確立を目指す。

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