マイクロンメモリ ジャパンは、神奈川県相模原市の橋本技術センターと広島県東広島市の広島工場を中核に、AI時代に不可欠なDRAMの設計・製造で世界をリードしている。半導体市場全体に占めるメモリの構成比は2025年の28%から2026年には53%へ拡大する見込みで、業界は「メモリ制約型」へと移行している。
橋本技術センター:設計の司令塔
橋本技術センターは、HBMのコア設計やPHY回路の設計、ロジックダイとの協調設計、低レイテンシ化への挑戦など、次世代DRAMのアーキテクチャ構想を担う。また、LPDDRシリーズでは超低電圧動作やリーク電流抑制、パワーゲーティングなどの低消費電力技術を開発している。
広島工場:セル開発と量産の砦
広島工場は、1γプロセスノードのサンプル出荷を世界で初めて達成。エネルギー効率を20%、メモリ密度を30%以上向上させた。2026年7月4日には、2013年のエルピーダ買収以来最大規模の新クリーンルームの起工式が行われた。
日本の技術力とAI時代への貢献
マイクロンメモリ ジャパンは、HBM4を見据えた設計、LPDDR5XやLPCAMM2の省電力化、EUV露光導入などで、AI時代のDRAM需要に応えている。橋本と広島の連携が、世界のAIインフラ進化を支える。



