政府は22日、半導体産業の競争力強化を目指す新たな戦略「半導体・デジタル産業戦略」を発表した。国内生産基盤の強化と次世代技術の開発支援を柱とし、2030年までに売上高10兆円超を目標に掲げる。
重点分野と支援策
特に、先端ロジック半導体の設計・製造技術の確立を重視。官民連携によるファウンドリーの設立や、人材育成プログラムの拡充を盛り込んだ。
また、パワー半導体やセンサーなど成長分野への投資も促進する。経産省は、2025年度予算案に関連費用として数千億円を計上する方向で調整している。
経済安全保障の観点
半導体の安定供給確保は経済安全保障上の重要課題。今回の戦略では、海外依存度の高い先端品の国内生産体制を整備することで、サプライチェーンのリスク軽減を図る。
政府は、関連法整備や税制優遇措置も検討しており、民間投資を喚起する方針だ。



