ソニーのスマートフォン「Xperia」の公式グローバルアカウント(@sonyxperia)による投稿が、「最高の反AI広告だ」などと物議を醸している。日本時間の5月14日午後6時過ぎに投稿されたもので、翌15日までに922万回以上も閲覧された。
新機能「AIカメラアシスタント」とは
このポストは、新型「Xperia 1 VIII」の新機能「AIカメラアシスタント」を紹介するものだ。被写体にカメラを向けると、AIが被写体や天候などを認識し、最適なレンズ、ぼけ表現、色合いなどを提案する機能で、「表現豊かな選択肢を提示し、プロのような写真を撮影できる」とアピール。3枚の比較画像を添付した。
サンプル画像に厳しい声
しかし、このAIカメラアシスタントを使った画像が「露出オーバーだ」と話題に。「オリジナルの方がずっと良く見えます」「これ、遅めのエイプリルフールのジョークですよね?」「私、AI支持派だけど今回は反AIにならざるを得ない」など、否定的な意見が相次いだ。中には、著名人の顔を黒く加工した画像を使って皮肉るサンプルを自作する人もいた。
他社も参戦、NothingのCEOが皮肉
この騒ぎに他のスマートフォンメーカーも参戦。ロンドンに拠点を置くNothingの共同創業者兼CEOであるカール・ペイ氏は、自身のXアカウントで「これ間違いなくエンゲージメント稼ぎ(=釣り)でしょう」と投稿している。
ソニーが説明不足を認める
今回の騒動について、ソニーは「少し説明不足な面があった。AIカメラアシスタントは提案が4つ出て、そこから選ぶかユーザー自身が撮影するかを選択できる。今回は伝わりにくい内容になってしまったので、今後はその説明をしていきたい」と話す。「いただいた意見に真摯に向き合い、ソニーならではの価値を提供できるようにしていく」としている。



