Windows 11では、エクスプローラーの右クリックメニュー(コンテキストメニュー)の作成方法が変更されました。従来の方法も互換性のために利用できますが、モダンメニューを表示してから「その他のオプションを確認」をクリックするなどの手間がかかります。本記事では、キー一発で従来のクラシックメニューを開く方法を紹介します。
モダンメニューとクラシックメニューの違い
Windows 11の標準的なコンテキストメニューを「モダンメニュー」、従来のものを「クラシックメニュー」と呼びます。モダンメニューは右端に項目選択用のキーが表示され、簡単に選択できますが、メニュー項目を追加するにはCOMオブジェクトの作成が必要で、従来のレジストリ方式より敷居が高いです。一方、クラシックメニューはレジストリに登録した項目がそのまま表示されます。
クラシックメニューを呼び出す標準的な方法
マウス操作では「右クリック」→「その他のオプションを確認」の2手間が必要です。キーボードでは「Apps」キー(メニューキー)またはShift+F10でモダンメニューを表示後、「W」「2」キーを押すとクラシックメニューが表示されます。ただし、多くのキーボードにはAppsキーの物理キーがなく、Fnキーとの組み合わせが必要な場合が多いです。
一発でクラシックメニューを出すカスタマイズ方法
キーボードのキー割り当て機能を利用
筆者は東プレのREALFORCE R3HI17を使用し、専用ソフトウェアで「カタカナ/ひらがな」キーにAppsキーのコードを割り当てています。このキーボードでは最大16個のショートカットを物理キーに割り当て可能ですが、残念ながらAppsキー自体はショートカット機能に含められないため、直接キーコードを割り当てています。
レジストリ編集によるスキャンコードの入れ替え
キー割り当て機能がないキーボードでは、レジストリでキーのスキャンコードを入れ替える方法が有効です。マイクロソフトの公式サイトに解説があり、多くのインターネット記事も参考になります。この方法はソフトウェアのインストール不要で、設定後レジストリをエクスポートすれば他のマシンにも簡単に適用できます。
PowerToysのKeyboard Managerを利用
ソフトウェアのインストールが可能なら、PowerToysのKeyboard Managerが便利です。任意のキーに修飾キー付きのショートカットを割り当てられます。例えば、スクロールロックキーに「Shift+Apps」を割り当てれば、そのキーを押すだけでクラシックメニューを一発表示できます。スクロールロックキーはExcel以外で使う機会が少ないため、有効活用できます。
まとめ
Windows 11でクラシックメニューを素早く表示するには、キーボードのキー割り当て、レジストリ編集、PowerToysの活用が有効です。自分に合った方法を選び、作業効率を向上させましょう。



