和歌山県のゲーム開発者コミュニティ「GGX」参加者300人突破、8作品を開発
和歌山県のゲーム開発者コミュニティ「GGX」参加者300人突破

和歌山県が昨年開設したゲーム開発者のコミュニティ「Game Groove X(GGX)」が成長を続けている。県内外から若者らが加わり、参加者は19日までに300人を超えた。昨年度には8つのゲームを開発し、一部はオンライン販売に向けて調整中だ。

GGXの概要と活動内容

GGXは若者を中心としたゲーム開発者が、主にオンラインでつながる場だ。県は2025年度、期限内に開発したゲームの出来栄えを競うコンテスト「ゲームジャム」を開き、完成したゲームを今年1月に和歌山城ホール(和歌山市)のイベントで披露するなど、開発環境を整えている。

県の取り組みの背景

県の取り組みの背景には、ゲーム市場の拡大がある。15年は約1.3兆円だったゲームコンテンツの国内市場規模は、24年には約2.4兆円と大幅に増加。こうした状況を受け、県は新産業の創出や関連企業の誘致、働き手となるデジタル人材の育成などを図りたい考えだ。

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交流会の様子と参加者の声

7月4日に和歌山市内で開かれた今年度初の交流会には、県内外の約80人が参加。今年度のゲームジャムの予定が紹介されたり、ゲームを楽しんだりして盛り上がった。

昨年度のゲームジャムで仲間とゲームを制作した京都市の山下凛人さん(20)は「1人だと作れないような、クオリティーの高い作品に手が届くことがメリット」といい、「参加をきっかけに和歌山の魅力的な場所や名産品を知れた。自治体が開発をサポートしてくれるのはとてもありがたい」と話した。

和歌山工業高等専門学校に通う御坊市の東山太宥さん(18)も「実力ある仲間と協力体制を築くのは、1人だと難しく、県のコミュニティー作りに感謝している。将来はゲーム会社に就職したい」と話していた。

県の今後の展望

県デジタル社会推進課の山中崇央副課長は「ゲームを合言葉に県内外の若者に集ってもらい、その中から世界に羽ばたくようなゲームが生まれ、和歌山の産業として定着するような将来を目指したい」と話した。

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