Jackery Japanは7月9日、新趣向のポータブル電源「Jackery SlimPower H1」を発表した。本体の幅をわずか67mmに抑えたスリムデザインと、インテリアになじむホワイトカラーが特徴。冷蔵庫の横の隙間に設置し、災害などで停電しても冷蔵庫などに電力を供給できる。いざという時の備えとしてポータブル電源を検討しているが、アウトドア利用を想定した箱形の製品は置き場所がないと悩んでいた人に売り込む。
製品概要と価格
希望小売価格は119,800円で、専用の拡張バッテリーは79,000円。発売は7月15日。冷蔵庫の横のちょっとした隙間に設置し、災害などで停電しても冷蔵庫などに電力を供給することを目的とした新趣向のポータブル電源「Jackery SlimPower H1」。
対応家電と利用シーン
家庭にある冷蔵庫や熱帯魚の水槽など、停電になって電力が断たれると食品や魚がダメになるので困る、という家電製品に接続して使う。普段は電気をためながら通電し、いざ停電になった場合に即座にバッテリーからの電力供給に切り替えて通常時と同じ状態を一定時間保てる。冷蔵庫は、365Lタイプならば約19時間動かせる。
停電時に使えないと困る家電のアンケートでは、エアコンよりも冷蔵庫がダントツで多かった。みんな食材をダメにしてしまうことを恐れているのだ。
デザインと設置方法
ちょっとした隙間に設置できる。設置したら、基本的に持ち運んだり移動しない前提で利用する。本体は、ポータブル電源では珍しく、厚みを抑えた板状に仕上げた。本体の幅はわずか67mmで、ちょっとした隙間に設置できる。スタンドで立てて設置するほか、横置きや壁掛け(別売の壁掛けブラケットが必要、1,999円)にも対応する。一般的なポータブル電源のように持ち運び用のハンドルは搭載せず、基本的に自宅で据え置きで利用する。動作音は40dB未満に抑えた。
本体はホワイトカラーでインテリアになじむ。Jackeryのイメージカラーのオレンジの差し色はない。手前が本体で、奥が同デザインの拡張バッテリーだ。正面に円形の表示パネルを搭載する。正面にUSB出力やAC100V出力は搭載しない。背面には、AC100Vの入力と出力がそれぞれ1つだけある。冷蔵庫など停電すると困る電化製品のみを接続する。薄さを生かして、さまざまな状態で室内に設置できるようにした。
バッテリー性能とスペック
バッテリー容量は1024Whで、拡張バッテリーを1台追加すれば最大2048Whまで拡張できる。定格出力は800W(瞬間最大1600W)。多くのAC出力やUSB出力を備える一般的なポータブル電源とは異なり、電源の出力は1つのAC100V出力しかない。本体サイズは約600×325×67mm、重さは約10.5kg。保証期間は基本3年+2年。
関連製品:ソーラーバックパック
歩きながら発電できるバックパック「Jackery Solar Backpack」も発表した。15Wのソーラーパネルを搭載し、内部にモバイルバッテリーを入れておけば、移動しながらモバイルバッテリーが充電できる。容量は20Lで、本体サイズは340×420×140mm、重さは約1.5kg。
15Wのソーラーパネルを搭載するバックパック「Jackery Solar Backpack」。Jackeryのロゴがなければ、ソーラーパネル搭載とは分からないかも。USBケーブルでモバイルバッテリーを接続すれば、発電した電力で充電できる。収納力は平均的といった印象。男性が背負ったところ。ビジネスリュックで一般的な3Wayタイプなので、利便性は高い。
直営店の開設
あわせて、Jackery初の直営店を原宿のキャットストリートに11月中旬に開設すると発表した。製品を展示して体験ができるほか、担当者に相談もできる。カフェも併設し、若年層にポータブル電源を認知してもらう拠点にもする。ポータブル電源を実際に体験して価値を知ってもらうべく、初の直営店を若者が多い原宿・渋谷エリアに開設する。



