セイコーウオッチは、「グランドセイコー エボリューション9 コレクション」の代表モデル9機種を全面的に刷新する。スプリングドライブモデルは2025年9月5日、メカニカルモデルは同年10月9日に発売予定で、価格帯は138万6,000円から151万8,000円(税込)に設定された。
基本性能を底上げするアップデート
今回の刷新では、ブレスレットやケース素材、ムーブメントをアップグレードし、代表モデルの実用性を高めた。近年の高級時計市場で求められてきた実用性を取り入れ、「着け心地」「精度」「耐久性」という腕時計の基本性能を総合的に底上げした刷新といえる。
最大の変更点は、新たに微調整機構付きの中留を採用したことだ。2mm単位で3段階、合計6mmの調整が工具なしで行え、それぞれの手首周りに合わせて快適な装着感を維持できる。ケース径40mmモデルでは、中留に合わせてブレスレットのテーパーも見直し、装着性を向上させた。
素材のグレードアップ
9モデルのうち7モデルには、一般的なステンレススチールを上回る耐食性を持つ「エバーブリリアントスチール」を採用。残る2モデルには、軽量かつ耐傷性・耐食性に優れるブライトチタンを使用した。これにより、耐久性と装着感が大幅に向上している。
スプリングドライブモデル:新キャリバー9RB2
スプリングドライブモデルには、新開発の「キャリバー9RB2」を搭載。年差±20秒という高精度を実現し、水晶振動子とICを真空密封する独自構造によって、温度や湿度、静電気など外部環境の影響を抑えている。デザインは、信州・諏訪湖をテーマにした5モデルをラインアップ。朝日にきらめく湖面(SLGB015)、月明かりに照らされた水面(SLGB007)、白樺林(SLGB009)、阿寺渓谷の清流(SLGB011)など、信州の自然をダイヤルで表現した。
メカニカルモデル:4機種刷新
メカニカルモデルは4機種を刷新。フラッグシップムーブメント「キャリバー9SA5」を継続搭載し、約80時間のパワーリザーブを確保する。ダイヤルには、岩手県の白樺林や厳美渓など、メカニカルモデルの製造地である「グランドセイコースタジオ 雫石」周辺の自然をモチーフに採用。定番の白樺林(SLGH031)に加え、夜の白樺林(SLGH029)、新緑(SLGH033)、厳美渓の清流(SLGH035)をイメージした新たなバリエーションを展開する。



