電動ワークチェア「LiberNovo Maxis Airflow」を3週間試用、腰の凝りはどう変わったか
電動ワークチェアを3週間試用、腰の凝りはどう変わったか

IT系ライターが、電動ワークチェア「LiberNovo Maxis Airflow」を3週間試用した。腰や背中を伸ばす電動ストレッチ機能を搭載したワークチェアで、仕事の合間にリフレッシュできるという。通常価格は33万1,800円、セール価格は21万5,379円(いずれも税込、10月8日時点)。推奨身長は178cmからで、大柄な体格の人のために専用設計されたモデルだ。

大型ワークチェアの特徴と組み立て

本製品の奥行きは86cm、座面の奥行きは52cm、背もたれの高さは63cmで、ヘッドレストを備える。素材は、ヘッドレストが親水性ウレタンフォーム、背もたれがGabriel Atlanticファブリック、体圧分散柔軟フォーム、高弾性パネルの3層構造。座面には部位ごとに硬さを変えたマルチ密度クッションを採用し、キャスターベースはアルミ合金の一体成型だ。

推奨体型は身長178~200cm、体重181kg以下。標準体型向けのモデル(Omni Gen1やOmni Proなど)も用意されている。保証期間は本体フレームが6年間、モーターやバッテリーなどの電子部品が2年間で、期間終了後も有償サービスに対応すると公式の保証規定に記載されている。

電動機能は、座面に内蔵した吸気式ファンで蒸れを抑える「AirFlowモード」と、腰や背中を伸ばす「Omniストレッチ」を搭載。ランバーサポートも座ったまま電動で調整できる。バッテリーは取り外し式で、容量は3,000mAh/32.40Wh。USB-C経由で充電できるが、充電中は電動機能を使えない。

組み立ては、本体が2箱・フットレストが1箱の計3箱で到着。説明書はイラストで手順を示す形式で、組み立て時間はひとりで約50分。ネジ留めの際、場所によっては六角レンチが回しにくく、USBケーブルと端子の接続も指が入りにくかったという。

座り心地と電動ストレッチの使用感

座り心地は柔らかめで、硬めの椅子が好みの筆者には少し柔らかく感じられた。ヘッドレストは低反発素材で、背もたれや座面にも厚みのあるクッションを使っている。耐久性は3週間では判断できないという。

Omniストレッチは「文句なしに気持ちよかった」と筆者は評価する。体重105kgの筆者が仰向けで身体を預けても、背もたれが力強く動き、腰や背中をじわっと伸ばしてくれるという。座ったままランバーサポートの形状を変えられるのも便利で、腰が疲れてきたとき、ボタンひとつで支え方を変えられる手軽さは大きなメリットと感じた。

AirFlowモードは、エアコンの効いた部屋では必要性をあまり感じなかったが、汗をかいたまま座ることが多い人にはありがたい機能かもしれない。

気になる点と3週間後の腰の状態

気になる点として、借用した個体では、背もたれを最も起こした状態で電動機構を動かすと、特定の角度で「コリッ」という音がした。メーカーに問い合わせたところ、個体差で音が出る場合があり、背中を受ける部分は荷重を分散させるために変形を許容する構造で、気温や角度、リクライニングの硬さ調節などの条件が重なると音が出ることがあるとのこと。多くの場合は使っているうちに鳴らなくなるという。

また、肘掛けには操作ボタンがあるため外せず、筆者のデスク環境では肘掛けがぶつかって不便だった。コンパクトな別体コントローラーのオプションを望む声もあった。

3週間使用した結果、腰の凝りは解消したとは言えないが、「これはもうマッサージ屋さんに行かねば」というほど強烈な凝りを感じなかったという。電動ランバーサポートの手軽さと、背もたれを倒して腰や背中を伸ばすOmniストレッチの気持ちよさは、仕事の合間のリフレッシュに役立ったとしている。

セール価格でも21万円超と高価で、推奨身長178cm以上と体格を選ぶが、毎日長時間過ごすワークチェアにこの手軽さと気持ちよさを求める大柄な人なら、検討する価値のある1台だと筆者は結論づけている。