モバイルバッテリーはスマートフォンを持つ現代人にとって必須のアイテムですが、一方で発火事故などのニュースを目にすることも少なくありません。今回取り上げる「cheero(チーロ)」ブランドを展開するティ・アール・エイ社(大阪市中央区)も、過去にリコールを実施しています。その経験を経て、安全性を徹底的に追求した新製品「cheero PitaPower 5000mAh」を発売しました。
リコールや発火事故という苦い経験があったからこそ
「cheero PitaPower 5000mAh」(型番:CHE-137)は5月12日に発売しました。通常価格は4480円です。今回は、この「安全性に全振りした」というモバイルバッテリーを深掘りしていきます。
燃えにくい「固体電解質」を採用
この製品の特徴は、なんといっても「固体電解質」を採用した点です。従来のリチウムイオン電池は、液体の電解質を使用しているため、強い衝撃を受けたり、内部でショートが起きたりすると、液漏れや発熱を起こし、最悪の場合は発火するリスクがありました。
一方、PitaPower 5000mAhが採用している固体電解質は、電解質をゲル状にしています。これにより、液漏れや膨張、発火のリスクを大幅に低減しているのです。
cheeroが公開している安全性実証動画を見ると、その違いは一目瞭然です。従来のリチウムイオン電池セルに釘を刺すと激しく燃え上がりますが、PitaPower 5000mAhの固体電解質は、釘を貫通させても、さらに切断しても発煙や発火が起きていません。
リコールや発火事故という苦い経験があったからこそ、モバイルバッテリーの安全性において「現時点ではなかなかこれ以上の製品はないだろう」というレベルのものを出してきた。ティ・アール・エイの企業姿勢は非常に立派であると思えます。
4つの安全保護機能と温度センサー
PitaPower 5000mAhには、過充電保護、過放電保護、過電流保護、短絡保護の4つの安全保護機能に加え、温度センサーも搭載しています。これにより、さまざまな異常状態からデバイスを守ります。
また、バッテリー自体の安全性だけでなく、筐体には難燃性の素材を使用しており、万が一の発火にも備えています。
使い勝手も良好
安全性に重点を置きつつも、使い勝手も良好です。5000mAhの容量はスマートフォン1回分の充電に十分で、コンパクトなサイズ感なので持ち運びにも便利。USB-CポートとUSB-Aポートを各1つ搭載し、2台同時充電も可能です。
LEDインジケーターで残量がひと目で分かり、操作もシンプル。ボタン一つで充電を開始できます。
まとめ
cheero PitaPower 5000mAhは、過去のリコール経験を教訓に、安全性を徹底的に追求したモバイルバッテリーです。固体電解質の採用により、発火リスクを大幅に低減し、4つの安全保護機能と温度センサーでさらに安心。使い勝手も良好で、日常使いに最適な一品です。価格は4480円と手頃で、安全性を重視するユーザーに強くおすすめします。



