ポタ電のBLUETTI、ミントグリーンで“持ち運べるコンセント”を家庭へ展開
ポタ電BLUETTI、ミントグリーンで家庭展開

ポータブル電源メーカーのBLUETTIは、アウトドアブームの沈静化を受け、戦略を転換。従来のキャンプなどのレジャー用途から、家庭内での日常使いを重視した「持ち運べるコンセント」としての需要開拓に乗り出している。その象徴として、好評のミントグリーンカラーを採用した新製品「AORA 100 mini」を2025年7月6日に発売する。

アウトドアブーム終焉で新たな需要開拓へ

ポータブル電源は、コロナ禍のキャンプブームで注目を集め、アウトドアレジャーに欠かせないアイテムとして認知された。しかし、2022年ごろをピークにブームが沈静化し、需要は激減。日本では防災需要で堅調な販売を維持しているものの、持続的な成長には新たな市場の創出が必要となっていた。

そこでBLUETTIが着目したのが、家庭内での日常利用だ。同社は「コンセントがない場所でも家電を手軽に使うための相棒」というコンセプトを掲げ、ポータブル電源を家庭の電源インフラの一部として位置づけることを目指す。

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「持ち運べるコンセント」でコンセントストレスを解消

家庭内には多くのコンセントがあるが、数が足りなかったり、家具の裏に隠れてアクセスしづらいといった不満は少なくない。BLUETTIはこうした「コンセントにまつわるストレス」に着目し、ポータブル電源を「持ち運べるコンセント」として提案する。

BLUETTIで日本市場統括責任者を務める伊藤麗華氏は、「自宅にポータブル電源があれば、コンセントの場所に自分が合わせなくていいんです。コンセントにまつわるストレスがなくなるのは本当に快適です」とそのメリットを強調する。

ミントグリーンがヒット、定番カラーに

BLUETTIは、自宅への導入を促進するため、明るいミントグリーンカラーを前面に押し出している。この色は2025年7月に発表した「AORA V2」シリーズで初採用され、今回のAORA 100 miniでもメインカラーとして展開される。

「ミントグリーンはもともと性別を問わず選ばれやすい色として設定しました。AORA V2発売時は社内でもヒットを確信していたわけではありませんでしたが、初月の販売台数の7割がミントグリーンでした。2025年にミントグリーンがトレンドカラーとなったことも人気を後押ししました。この成功を受け、ミントグリーンは単なるカラーバリエーションではなく、BLUETTIのポータブル電源を象徴する定番カラーに位置づけました」(伊藤氏)

新製品AORA 100 miniで省スペース化

6月23日に発表された「AORA 100 mini」は、容量1kWhの売れ筋製品で、角形バッテリーセルの採用と最大出力の絞り込みにより大幅な小型軽量化を実現。さらに縦型デザインを採用し、省スペース性を高めた。希望小売価格は96,800円(税込)で、7月6日発売予定。

家庭での日常使いが防災にも貢献

伊藤氏は、「持ち運べるコンセント」というコンセプトを訴求し、ポータブル電源を一家に一台ではなく、1部屋に1台の存在にしたいと語る。最近の地震多発を受け防災意識が高まる中、日常的にポータブル電源を使うことで操作方法を家族全員が覚えられ、使い終わった後の充電習慣がつくことで常にフル充電状態を保てるなど、災害への備えにもつながる。防災需要の高まりも追い風に、家庭内でのポータブル電源需要はさらに拡大すると見られる。

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