トヨタ自動車は、中国市場での電気自動車(EV)生産を本格化するため、新工場を建設中であることが分かった。新工場は2024年以降に稼働を開始する見通しで、同社の中国におけるEV戦略の要となる。
新工場の詳細
新工場は、トヨタの中国合弁会社である広汽トヨタが建設を進めており、広東省広州市に位置する。投資額は約500億円とみられ、年産能力は20万台を計画している。同工場では、トヨタのEV専用プラットフォーム「e-TNGA」を採用した車種を生産する予定だ。
中国EV市場の拡大
中国は世界最大のEV市場であり、政府の強力な支援を受けて急速に拡大している。トヨタはこれまでハイブリッド車(HV)で強みを発揮してきたが、EV分野では出遅れているとの指摘があった。新工場の建設により、中国市場でのEV販売を加速し、競合他社に対抗する狙いがある。
トヨタは2030年までに全世界でEVを年間350万台販売する目標を掲げており、中国はその重要な市場の一つと位置づけている。新工場の稼働により、現地生産体制を強化し、コスト競争力を高める考えだ。



