トヨタ、EV戦略を加速へ 2026年までに新型10車種投入と生産体制刷新
トヨタ、EV戦略加速 2026年までに新型10車種 (19.07.2026)

トヨタ自動車は、電気自動車(EV)戦略を加速させる。2026年までに新型EV10車種を投入し、次世代バッテリーを搭載したモデルで航続距離を1000キロメートル以上に延ばす計画だ。また、生産工程の効率化により、従来比で50%のコスト削減を目指す。

次世代バッテリーで航続距離1000km超え

トヨタは、2026年に投入予定の次世代バッテリー搭載EVで、航続距離を1000キロメートル以上に引き上げる。これは、現在の主力EV「bZ4X」の約500キロメートルから2倍以上となる。同社は、全固体電池の実用化も視野に入れており、2027年から2028年にかけての量産を目指している。

「トヨタは、EVの航続距離に対する顧客の不安を払拭するために、バッテリー技術の革新に注力する」と、トヨタのEV開発責任者は述べている。また、充電時間の短縮にも取り組んでおり、次世代バッテリーでは20分以内で80%の充電が可能になるという。

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生産体制の刷新とコスト削減

トヨタは、生産工程の効率化により、EVの製造コストを従来比で50%削減する計画だ。具体的には、車体の一体成型技術「ギガキャスト」を導入し、部品点数を削減する。また、組立ラインでは、自動搬送ロボット(AGV)を活用して、生産効率を向上させる。

さらに、トヨタは、EVに特化した新工場の建設も検討している。2025年には、愛知県内にEV専用工場を稼働させ、年間20万台の生産能力を確保する方針だ。これにより、2026年の世界販売目標である年間150万台のEV販売を達成するための生産基盤を整える。

競合他社との競争激化

トヨタのEV戦略加速は、世界的なEVシフトの流れを受けたものである。米テスラや中国のBYDなどの競合他社が、EV市場で急速にシェアを拡大している。トヨタは、2023年のEV販売台数が約10万台にとどまっており、競合に後れを取っている。

「トヨタは、EV市場での競争力を高めるために、投資を拡大する必要がある」と、アナリストは指摘する。トヨタは、2026年までにEV関連投資として、年間1兆円規模の投資を計画している。これにより、バッテリーの生産能力を現在の4倍に引き上げる予定だ。

水素エンジン車との両立

トヨタは、EVに加えて、水素エンジン車の開発も継続する。同社は、水素エンジン車が、商用車や長距離輸送などの分野で需要があると見ている。2024年には、水素エンジンを搭載した新型車を投入する予定だ。

「トヨタは、EVと水素エンジン車の両方の技術を開発し、カーボンニュートラルの実現を目指す」と、トヨタのCEOは述べている。同社は、2030年までに、EVと水素エンジン車を合わせて、年間350万台の販売を目標としている。

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