東レが2025年3月期に営業利益で過去最高を更新する見通しだ。炭素繊維や情報通信材料などが業績を牽引し、4年ぶりの最高益達成が見込まれている。
業績回復の背景
東レは長らく低迷していたが、事業構造改革や需要拡大が功を奏した。特に航空機向け炭素繊維の需要回復や、半導体関連の情報通信材料が好調だ。
2024年3月期の連結営業利益は前期比約2倍の1200億円と、既に回復傾向にあった。2025年3月期はこれを上回り、過去最高の1600億円超を目指す。
成長を支える事業
炭素繊維事業では、航空機向けが回復し、風力発電向けも拡大。情報通信材料では、5G関連やデータセンター向けの需要が増加している。
また、水処理膜や医療材料など環境・ライフサイエンス分野も堅調だ。これらの多角的な事業ポートフォリオが、収益の安定化に寄与している。



