東京モーターショー2025、EVシフト加速で日本車メーカーの戦略が鮮明に
東京モーターショー2025、EVシフト加速で日本車の戦略が鮮明に

東京モーターショー2025が開幕し、各社がEVシフトを加速する戦略を鮮明にした。トヨタは2026年までに10車種のEV投入を表明、日産は新型SUVを披露した。日本のEV市場シェアは2024年に5%を超え、2030年までに30%を目標とする。

トヨタの次世代EV戦略

トヨタは、2026年までに10車種のEVを投入し、販売台数150万台を目指すと発表。新型EVは航続距離を従来比30%向上させた。また、全固体電池を2027年までに実用化するとしている。

日産の新型SUV

日産は、新型EV SUV「アリアNISMO」を公開。0-100km/h加速は4.5秒、航続距離は500km以上を実現。日産は2026年までにEV販売比率を30%に引き上げる計画だ。

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ホンダは、2024年に発売した「ホンダe」の後継モデルを2026年に投入予定。また、ソニー・ホンダモビリティのEV「アフィーラ」も2026年に発売開始する。

EV市場の展望

日本自動車工業会によると、2024年の日本国内EV販売台数は約10万台で、市場シェアは5.2%だった。2025年は15万台を超える見込み。政府は2030年までにEV販売比率30%を目標に掲げている。

充電インフラも整備が進み、2024年末時点で急速充電器は約3万基、普通充電器は約15万基が設置されている。経済産業省は2025年度に充電インフラ整備に300億円の補助金を計上した。

海外メーカーの動き

海外メーカーも積極的に日本市場に参入。テスラは2024年に日本での販売台数が2万台を超え、中国のBYDも2025年に日本での販売網を拡大する。BYDは2025年内に100店舗体制を目指す。

ドイツのフォルクスワーゲンは、2025年に新型EV「ID.7」を日本投入予定。メルセデス・ベンツも2025年にEVラインナップを倍増する計画だ。

課題と今後の展望

一方で、EV普及には充電インフラのさらなる拡充や価格低下が課題。日本自動車工業会の調査では、消費者のEV購入意向は2024年時点で約20%にとどまる。しかし、2025年のモーターショーで各社が示したEV戦略により、消費者の関心が高まることが期待される。

業界関係者は「2025年は日本のEV普及元年になる」と述べ、今後の市場拡大に期待を示した。

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