ソニー・ホンダモビリティがEV量産開始、2026年納車へ
ソニー・ホンダモビリティがEV量産開始、26年納車

ソニー・ホンダモビリティは、電気自動車(EV)「アフィーラ」の量産を正式に開始した。2026年初頭に北米市場で納車を開始する予定で、価格は約1000万円(約6万5000ドル)と発表された。

量産開始の背景と戦略

同社は、ソニーグループと本田技研工業の合弁会社として2022年に設立された。アフィーラは、ソニーのセンサー技術やエンターテインメントシステムと、ホンダの車両製造技術を融合したモデルだ。量産はホンダの工場で行われ、年間生産台数は非公開だが、初年度は数千台規模と見られる。

「ソニーとホンダの強みを活かし、新たなモビリティ体験を提供する」と、同社の水野泰秀CEOは述べている。北米市場を皮切りに、欧州や日本への展開も視野に入れている。

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主要スペックと価格

アフィーラは、全長約4.9mのセダン型EVで、航続距離は約540km(WLTP基準)。0-100km/h加速は4.8秒、最高出力は400kW(約544馬力)を誇る。価格は約1000万円で、テスラ「モデルS」やメルセデス・ベンツ「EQS」などと競合する。

車内には、ソニーのPlayStation 5のリモートプレイ機能や、360 Reality Audioに対応したサウンドシステムを搭載。自動運転はレベル3相当の機能を備え、高速道路でのハンズオフ運転が可能だ。

市場への影響と今後の課題

EV市場は世界的に競争が激化しており、特に中国勢の低価格攻勢が目立つ。アフィーラは高価格帯に位置するため、ブランド力と独自の体験で差別化を図る必要がある。2025年までに、ソニー・ホンダモビリティは追加モデルを投入する計画で、SUVタイプのEVも検討中だ。

「アフィーラは単なる移動手段ではなく、移動時間そのものを価値あるものに変える」と、同社のマーケティング責任者は強調する。今後の販売動向が、日本のEV産業全体の行方を左右する可能性もある。

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